2008/09/13

macでX-CTU エミュ

windowsにはxbeeのコンフィギュレーションを変更したり、ファームをアップデートしたり、通信テストしたりするのに、X-CTUなる便利なGUIのソフトがあるのです。がしかし、macではX-CTUが使えないので、基本的にterminalからコマンドラインで通信するしかない。

しかし!

そこへこの,

7 in Seven

mac版のX-CTUとまではいかないものの、

アドレスや通信レートの変更、スリープモードの選択などなど、最低限のことに限られますが、GUIでできます。

その名も

GUI_serial_xbee3

なんともありがたい!!

と早速ダウンロードしたのはいいものの、これを実際に使うまでに一晩つぶしてもうた。

後続の方のために(いるのかはわからないけれども)、また覚え書きとして、実際に使うまでにたどった道順をショートカットで簡単に書き留めておこうかなと。

僕の環境は、Mac OSX 10.3.9のパンサーで、X Codeとかデベロッパーツール等は既にインストール済み。



まずはGUI_serial_xbee3を上記のリンクからインストール。そして、デスクトップで解凍すると、そこに実行可能なアプリケーションが出現。即、ダブルクリック


そしたら、まぁそうでしょう。なんやらエラーが。

2008-09-12 06:57:13.118 GUI_serial_xbee3[476] A Python runtime could be located. You may need to install a framework build of Python, or edit the PyRuntimeLocations array in this application's Info.plist file.

和訳するとこんな感じかな?
Python.frameworkインストールして!もしくは、Info.plist中のPyRuntimeLocationを変更して
くださいとな。

3
なので、とりあえず、Python2.5.1をダウンロード。普通に解凍してインストーラ実行。その後、(念のためだったけか?)パソ再起動。


それから、
GUI_serial_xbee3を右クリック。Show Package Contentsで開き、Info.plist中のPyRuntimeLocationのパスをこんな感じに↓

System/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/2.5/Python

これはもしかすると、インストールするときの権限によってとか、OSによってとかで微妙にちがうのかもしんないので、ハードディスク検索かけて微調整(要は実行可能ファイルUnix Executable Fileを参照するようにしてランタイムを走らせる!)

*ちなみにこの時 Info.plistは、デフォルトでProperty List Editorで編集するようになってた。
text editorだと

PyRuntimeLocations

@executable_path/../Frameworks/Python.framework/Versions/2.5/Python
System/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/2.5/Python


ここの部分。


それから、またエラーが。。今度はこんな感じ

ImportError: dlcompat: dyld: /Users/MITO/Desktop/GUI_serial_xbee3.app/Contents/MacOS/GUI_serial_xbee3 can't open library: /Library/Frameworks/Tk.framework/Versions/8.4/Tk (No such file or directory, errno = 2)

6
だからここでTclTkAqua-8.4.1-Jaguar.dmgをダウンロード。インストール後、また再起動。

7
再びGUI_serial_xbee3をダブルクリック!!そしたら起動してGUIがお目見え!!(するはず)

8
そしたら、terminalのscreenプログラムでシリアル通信ポートを開く(前のポストを参照)。具体的には、

#ls /dev/tty.*
(これで現在の通信ポートを表示)

こんな感じでいくつか出る↓
>> found 4 ports:

[0]: /dev/tty.modem

[1]: /dev/tty.Bluetooth-PDA-Sync

[2]: /dev/tty.Bluetooth-Modem

[3]: /dev/tty.usbserial-A4004VVV (←これがusbシリアルポート,秋月のFTDIのやつ)

そんだら次は

#screen /dev/tty.usbserial-A4004VVV 19200  (←最後はボーレート。xbeeにあわせる。僕は19200)




10
で、ようやくGUI_serial_xbee3を起動、上から順に押してくかんじで。。
open押すと、右にポート名が表示される。次にsend ping押すと ATモード突入コマンド +++
が送られる。次にget押すと、現在のxbeeのコンフィギュレーション”パッ”と表示される。
書き換えるときは、普通に書き換えて、putを押す。

すべての手順でconsoleをみながらやるとよい。



*追記:手順が少しちがった!

terminalでポートと通信をとるまえに、まずGUI_serial_xbee3をひらいて、openを押しておく。その後、terminalのscreenで接続を開始。
で、あとはGUI_serial_xbee3で Send Pingおして、 Get おしてデータを読み出せる。はず。

というか結局相当めんどくさいことに。。guiだから簡単だとおもたら、そうでもないんだ。。
そもそもこのやり方が安全か正しいかもわからんとです。
各自の責任でってかんじです。

僕は3回くらいカーネルパニックくらいました。。。

コメントはありません

Mitolog © 2008. Template by Dicas Blogger.

TOPへ